水生動物福祉が持続可能性に果たす役割

養殖における水生動物福祉に関する主要勧告に次いで、Aquatic Animal Alliance(水生動物連盟)による持続可能性との関わりについての原文を翻訳しました。 はじめに 以下は、水生動物のアニマルウェルフェアが…

イスラエルの全ての鶏は2038年以降、ケージに閉じ込められません

2022年6月20日、イスラエル政府は鶏たちにとって重要な動物福祉規則を全会一致で可決しました。2037年までに、ケージ飼育が禁止されます。現在イスラエルでは96.8%の鶏たちがケージ飼育され、農場の数でいうと93%が何…

メキシコのイダルゴ州、畜産動物福祉の法律を導入

イダルゴ州はメキシコの31州のうちの一つであり、約4300万頭の動物が飼養されている。その多くは鶏だ。 2021年12月以来、国際動物保護団体である Animal Equality のメキシコ支部は、イダルゴ州議会に対し…

農林水産省が作った飼養管理指針、パブコメ。意見を送ってレベルをあげよう

農林水産省が2022年6月21日23時59分まで、アニマルウェルフェアについての飼養管理指針案の意見を募集しています。日頃から動物たちのことを気にかけてくださる皆様にお願いです。市民がアニマルウェルフェアを上げることを望…

山形の温泉旅館、山形座 瀧波はケージフリー!

山形県の温泉旅館、山形座 瀧波が2022年5月、ケージフリー宣言をしてくださいました。 こちらの旅館で使用されている卵はすべて平飼い卵で、ソース類やアイスクリームも自家製のため、それらにも平飼い卵が使用されています。 以…

自然栽培の専門店ハミングバードはケージフリー!

インターネットで食品の販売を行っている、合同会社ハミングバードは取り扱うすべての殻付き卵がケージフリー(平飼い、または放牧)であり、今後も販売する殻付き卵はケージフリーのものだけを使用することをお約束いただく、&#822…

動物のための現実的な運動をするために
アニマルウェルフェア運動には2つの視点があります。ひとつは、どうしたら動物の苦しみを減らせるか、もうひとつはどうしたら問題を知らせることができるか。動物の問題というと、畜産や衣類、実験動物、イベントや神事、娯楽に利用され…
ファームアニマルウェルフェア講座開講!受講受付開始:動物の未来イニシアチブ

アニマルライツセンターでは動物たちの未来をもっともっと良い方向に引っ張っていくためのプロジェクト”動物の未来イニシアチブ”の第1段として、ファームアニマルウェルフェア講座を開講します。 この講座では、経済、消費問題の専門…

英国の法律、すべての脊椎動物および頭足類・甲殻類の知覚力を認識する

2022年4月28日、英国でアニマルウェルフェア(感覚・感情)法 2022が制定した。(英語では Animal Welfare (Sentience) Act 2022 であり、「Sentience」とは感覚や感情を感じ…

食の本質を伝える食品店、FOOD STORY こころびはケージフリー!

千葉市の食品店、FOOD STORY こころびが2022年5月、ケージフリー宣言をしてくださいました。 こちらはなんと30年前から無添加を大事にしていて、自然なものをセレクトしている食品ショップです。 現在お店で扱ってい…

みつるCOMPANY(株)と、ゲストハウス とぅるば家はケージフリー!

2022年4月、世田谷区で飲食店を経営する、みつるCOMPANY株式会社と、沖縄のゲストハウス、とぅるば家がケージフリー宣言をしてくださいました。現在、使用している卵は全てケージフリーのものであり、今後もケージの卵を使用…

アリゾナ州、ケージ飼育による卵の生産と販売を2025年までに禁止

2022年4月、ネバダ州に続きアリゾナ州でも州内で販売される卵・卵製品は、卵がどこで生産されたかに関係なく、ケージのない施設からのものであることを求める法律が可決された。ここの「卵製品」とは液卵や粉卵などのことだ。(今回…

動物福祉ベンチマークBBFAW 日本企業のアニマルウェルフェア評価は?

BBFAW(ビジネス ベンチマーク オン ファーム アニマルウェルフェア)は、畜産動物の福祉を向上させることを目的としたベンチマークだ。 BBFAWの「動物福祉に関する国際投資宣言」には、2022年4月の時点で、410兆…

下呂温泉の懐石宿 水鳳園はケージフリー!

日本三名泉の一つである下呂温泉の温泉旅館、懐石宿 水鳳園(すいほうえん)が2022年4月、ケージフリー宣言をしてくださいました。 水鳳園は、懐石料理を宿泊部屋や個室で楽しめることで人気の日本旅館です。 地元・飛騨の名産品…

企業のアニマルウェルフェア調達基準、着々

国内企業のアニマルウェルフェアの進捗は世界と比べると大きく遅れている。これはアニマルライツセンターも参画して評価を行っている企業のエシカル通信簿でも、海外投資家向けの評価機関が行う評価でも明確になっている。しかし、国内で…

卵が死亡率をあげる:卵を減らすエッグスマートが必要

メキシコに次いで2番にたくさんの卵を食べる日本。世界が日本ほど多くの卵を食べないのは健康上の理由もあります。日本では業界団体や卵関連企業が健康に良いから卵を一日二個食べていいなど言い続けているが、データはそれを否定してい…

企業がケージフリーできない理由
メディアがケージフリーを報じる時代 2021年つまり昨年を、わたしたちはアニマルウェルフェア元年と位置付けました。その根拠はあらゆるメディアがウェルフェアについて特集を組み、将来の養鶏はケージフリーになるかもしれないと予…
アニマルウェルフェアアワード2022、受賞企業決定

2021年度のアニマルウェルフェアアワード受賞企業が決定したので公表します。 アニマルウェルフェアアワード(AWA)は、畜産動物、水産動物へのアニマルウェルフェア対応が世界から遅れていく日本において、動物たちのことを考え…

経済産業省、アニマルウェルフェアの重要性を認める

2022年4月7日、参議院経済産業委員会で安達きよし議員が日本の経済の課題の一つとしてアニマルウェルフェアを取り上げました。実は経済産業委員会で畜産動物のアニマルウェルフェアが取り上げられたのはこれがはじめて。このことか…

駒込の自然食料品店もケージフリーに賛同
東京都の駒込駅近くにある自然食料品店、「赤とうがらし」がケージフリー宣言してくださいました! 駒込界隈では数少ないオーガニック食料品店。ご夫婦で経営しているこじんまりした店内には、ところ狭しと健康や環境に配慮した品が並ん…