Japan pig farm
環境省農水省が通知:豚の首吊、鶏の衰弱死は不適切、告発も含めて厳正な対処を

2021年1月21日付で環境省と農林水産省は、畜産動物たちにとって重要な通知を出した。 「農場における産業動物の適切な方法による殺処分の実施について」 この通知は、畜産場内で、弱ったり淘汰する事になった鶏や豚、牛、ウズラ…

鳥インフルエンザ殺処分に使われる私たちのお金

鳥インフルエンザが猛威を振るっています。今冬、殺された家禽(鶏、アヒル)の数は600万羽を超えます(2021年1月27時点)。これほどまでに鳥が殺されると、普段動物問題に関心を持たない人からも「かわいそう」という声が聞こ…

「鶏肉」の脂肪調査-「鶏肉」は本当にヘルシーなのか?

スーパーの鶏肉は、ほぼ100%が急激に成長するブロイラーです。「鶏肉」コーナーで、このような白い縞が入っている「胸肉」を見たことがないでしょうか? スーパーの肉コーナーは、肉が新鮮できれいに見えるような照明管理がされてい…

『ブロイラーの50日 メイの見た世界』3分ショートムービー公開

『ブロイラーの50日 メイの見た世界』は2020年8月にアニマルライツセンターが公式サイト上に公開した、50日間にわたる、国産鶏肉になるブロイラー飼育の刻銘な記録です。 それをもとに3分間のショートムービーを制作し、外部…

『ブロイラーの50日 メイの見た世界』ショートムービー完成 英語版配信

年末年始は国際的な映画祭が開催されるシーズンです。アニマルライツセンターは今年8月、50日間にわたって公開した国産鶏肉になるブロイラー養鶏の飼育記録映像『ブロイラーの50日 メイの見た世界』をもとに、同名のショートムービ…

畜産業も動物虐待罪の対象、一般人の健全な常識に照らしおかしいことは犯罪

動物虐待は、人が社会の中で関わるあらゆる動物の取り扱いについて、法的にも、道義的にもあってはならないことであり、産業動物においてもなくしていかなければならないことだ小泉進次郎環境大臣 2020年11月17日の衆議院環境委…

「国産鶏肉」が産まれてから屠殺されるまで

孵化場から生まれたその日に農場に運ばれました。ブロイラーと呼ばれる鶏肉用の鶏のヒナです。8月18日が誕生日です。50日後に殺されることが決まっています、鶏肉用に。メイたちはその事を知りません。50日、メイが見た世界をレポ…

日本で初めて、国産の肉用鶏の生産実態を公開

肉用鶏の50日の一生を追ったWEBサイト https://50days.jp 認定NPO法人アニマルライツセンター(東京渋谷区)は、これまで明らかにされてこなかった、国内の若鶏、つまりブロイラー養鶏の実態を初めて明らかに…

鶏肉なら健康って本当?牛豚肉と比べた鶏肉の実際

哺乳類である牛や豚の肉よりも鳥の肉の方が健康だと思って鶏肉を優先して食べている人、多いのではないでしょうか? また、近年では環境への影響の理由で牛肉は止めても、鶏肉は消費し続ける人も多い。植物たんぱくと比べると環境への負…

もうすぐ殺されるメイ。差別をやめよう、動物食べるの、やめよう

動かなくなった友達の隣でずっと鳴き続けている子。もう声も出てない。どのくらい鳴いてたんだろう。この後もどのくらい鳴き続けるんだろう。間違いなく、殺されるときまで、この子は、この死んだ友達のことを覚えている。鶏は頭がいいの…

「牛肉」よりも負荷が高く、あらゆる面で有害な「鶏肉」 

畜産業がリスクの多い産業だということは広く認知されるようになってきている。多くの人が知るようになっているのは特に「地球温暖化」への影響だろう。 畜産業から排出される温室効果ガスは、畜産は人為的な世界の温室効果ガス排出量の…

【署名】ファストフードさん!鶏肉を代替肉に切り替えて!

「国産鶏肉」にされる鶏(ブロイラー)の苦しみを少しでも減らせるよう、署名を立ち上げました。 増体を目的とした過酷な育種の結果、ブロイラーの1/4が一生の1/3を慢性的な疼痛の中で暮らしていると言われています。あまりに急激…

苦しみが充満した10日間、肉用鶏メイたちの最初の10日

ブロイラー(鶏肉用に飼育されるヒナたち)の50日を追っています。この動画は最初の10日間(0日齢を入れると11日間)をダイジェストにしたものです。 人間として、超えてはならないラインをとうの昔に超えたのだということを、知…

農林水産大臣藤木眞也政務官にアニマルウェルフェアへの取り組みを要望

2020年6月19日、アニマルライツセンター、日本女子大学細川幸一教授、ぶぅふぅうぅ農園代表中島千里氏、動物環境福祉協会Eva事務局長松井久美子氏で、農林水産大臣藤木眞也政務官と面会し、放牧禁止撤回のお礼とともにアニマル…

養鶏についての[よくある間違い7選]

アニマルウェルフェアや畜産動物を食べるべきかどうかなど、マスメディアも含め報道が増えてきている。動物を守りたいという立場からの消費者の発信も増えている。 そんなときに、結構多い間違いがあるのでまとめてみた。 よくある間違…

ブロイラーの照明管理-薄暗い生活

2014年度国産畜産物安心確保等支援事業における「飼養実態アンケート調査報告書」によると、日本のブロイラー経営の68.1%が、暗期の設定をしていない(24時間照明つけっぱなし)となっています。非常に高いパーセンテージです…

2020年「強い農業・担い手づくり総合支援交付金」の交付基準 アニマルウェルフェアはほんのわずか追加

国の実施する畜産業界への支援制度には様々なものがありますが、そのうちの一つに強い農業・担い手づくり総合支援交付金というものがあります。 以前別の記事でお知らせしましたが、2018年からは、この交付金を使って産地食肉センタ…

もう一つのパンデミック

コロナウィルスで大騒ぎしているが、新型コロナ以前からずっと続いているパンデミックがある。鳥の世界のパンデミック「鳥インフルエンザ」だ。 鳥インフルエンザは1950年代にA型インフルエンザとして分類されて以降、世界中で様々…

鳥インフルエンザに怯える養鶏業者はまず闘鶏を駆逐したほうがいい

鳥インフルエンザに怯える養鶏業者の多くの恐怖は、基本的に自分たちのごはんの種となってお金に変えている鶏=つまり財産が殺処分されてしまうことだろう。動物保護団体からすれば無用な苦しみが加わることが懸念であるし、一般市民から…

日本版ベターチキンへの移行を促す

欧米を中心にヨーロッパチキンコミットメント(英国ではベターチキンコミットメント)というアニマルウェルフェアに配慮した肉用鶏の基準が広まりつつあります。 ヨーロッパチキンコミットメント(ECC) The European …