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年末年始は国際的な映画祭が開催されるシーズンです。アニマルライツセンターは今年8月、50日間にわたって公開した国産鶏肉になるブロイラー養鶏の飼育記録映像『ブロイラーの50日 メイの見た世界』をもとに、同名のショートムービ…
動物虐待は、人が社会の中で関わるあらゆる動物の取り扱いについて、法的にも、道義的にもあってはならないことであり、産業動物においてもなくしていかなければならないことだ小泉進次郎環境大臣 2020年11月17日の衆議院環境委…
孵化場から生まれたその日に農場に運ばれました。ブロイラーと呼ばれる鶏肉用の鶏のヒナです。8月18日が誕生日です。50日後に殺されることが決まっています、鶏肉用に。メイたちはその事を知りません。50日、メイが見た世界をレポ…
肉用鶏の50日の一生を追ったWEBサイト https://50days.jp 認定NPO法人アニマルライツセンター(東京渋谷区)は、これまで明らかにされてこなかった、国内の若鶏、つまりブロイラー養鶏の実態を初めて明らかに…
哺乳類である牛や豚の肉よりも鳥の肉の方が健康だと思って鶏肉を優先して食べている人、多いのではないでしょうか? また、近年では環境への影響の理由で牛肉は止めても、鶏肉は消費し続ける人も多い。植物たんぱくと比べると環境への負…
動かなくなった友達の隣でずっと鳴き続けている子。もう声も出てない。どのくらい鳴いてたんだろう。この後もどのくらい鳴き続けるんだろう。間違いなく、殺されるときまで、この子は、この死んだ友達のことを覚えている。鶏は頭がいいの…
畜産業がリスクの多い産業だということは広く認知されるようになってきている。多くの人が知るようになっているのは特に「地球温暖化」への影響だろう。 畜産業から排出される温室効果ガスは、畜産は人為的な世界の温室効果ガス排出量の…
「国産鶏肉」にされる鶏(ブロイラー)の苦しみを少しでも減らせるよう、署名を立ち上げました。 増体を目的とした過酷な育種の結果、ブロイラーの1/4が一生の1/3を慢性的な疼痛の中で暮らしていると言われています。あまりに急激…
ブロイラー(鶏肉用に飼育されるヒナたち)の50日を追っています。この動画は最初の10日間(0日齢を入れると11日間)をダイジェストにしたものです。 人間として、超えてはならないラインをとうの昔に超えたのだということを、知…
2020年6月19日、アニマルライツセンター、日本女子大学細川幸一教授、ぶぅふぅうぅ農園代表中島千里氏、動物環境福祉協会Eva事務局長松井久美子氏で、農林水産大臣藤木眞也政務官と面会し、放牧禁止撤回のお礼とともにアニマル…
アニマルウェルフェアや畜産動物を食べるべきかどうかなど、マスメディアも含め報道が増えてきている。動物を守りたいという立場からの消費者の発信も増えている。 そんなときに、結構多い間違いがあるのでまとめてみた。 よくある間違…
2014年度国産畜産物安心確保等支援事業における「飼養実態アンケート調査報告書」によると、日本のブロイラー経営の68.1%が、暗期の設定をしていない(24時間照明つけっぱなし)となっています。非常に高いパーセンテージです…
国の実施する畜産業界への支援制度には様々なものがありますが、そのうちの一つに強い農業・担い手づくり総合支援交付金というものがあります。 以前別の記事でお知らせしましたが、2018年からは、この交付金を使って産地食肉センタ…
コロナウィルスで大騒ぎしているが、新型コロナ以前からずっと続いているパンデミックがある。鳥の世界のパンデミック「鳥インフルエンザ」だ。 鳥インフルエンザは1950年代にA型インフルエンザとして分類されて以降、世界中で様々…
鳥インフルエンザに怯える養鶏業者の多くの恐怖は、基本的に自分たちのごはんの種となってお金に変えている鶏=つまり財産が殺処分されてしまうことだろう。動物保護団体からすれば無用な苦しみが加わることが懸念であるし、一般市民から…
欧米を中心にヨーロッパチキンコミットメント(英国ではベターチキンコミットメント)というアニマルウェルフェアに配慮した肉用鶏の基準が広まりつつあります。 ヨーロッパチキンコミットメント(ECC) The European …
動画はすべて日本。2017年から2019年のものです。 ブロイラーの趾蹠皮膚炎(FPD:Footpad Dermatitis)は、動物福祉の指標のひとつとされています。 FPDの発生率は、敷料の質が良いか悪いか、飼養密度…
アニマルウェルフェアの広がりに貢献した企業 アニマルウェルフェアアワード(AWA)は、畜産動物、水産動物へのアニマルウェルフェア対応が世界から遅れていく日本において、動物たちのことを考え、アニマルウェルフェアへの取り組み…
5年ごとに改正される「食料・農業・農村基本計画」が2019年9月6日~2020年2月末にかけて行われたパブリックコメント(国民からの意見募集)をへて、2020年3月31日に決定しました。 集まったパブリックコメントは総計…
5年ごとに改正される「酪肉近の基本方針(酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針)」「家畜改良増殖目標」「鶏の改良増殖目標」について食料・農業・農村政策審議会畜産部会で議論が行われていましたが、2019年10月21…
投資や融資において、アニマルウェルフェアは徐々に重視される社会になってきた。アニマルウェルフェアへの取り組みがあるかないかが、企業の長期的な価値を左右するからだろう。 アニマルライツセンターでは、2022年から2023年…