EU – オスのヒヨコの殺処分禁止を検討へ

2022年10月17日に行われたEUの農水産理事会の会合で、ドイツとフランスはEU全体でオスのヒヨコの殺処分禁止を要求する文書を提出しました。 ヨーロッパでは昨年末にドイツがオスのヒヨコの殺処分を禁止し、フランスは今年中…

近代以前の日本にみる動物との共生 No2〜鳥類と日本人 その1〜

ハリスは日記の中で「日本では野生の動物が人馴れしている」とも言っています。ハリス以外にも様々な外国人が驚きとともに言及しており、保護されていた大型野鳥以外の鳥にもそれは言えるようです。 『グレタ号日本通称記』を記した安政…

沖縄ヤンバルで野良猫を全頭捕殺する計画:パブコメ中

保護猫カフェねこかつの梅田達也代表からの寄稿です。 現在、沖縄県がパブリックコメントの募集を行っています。 「沖縄島北部における生態系保全等のためのネコ管理・共生行動計画(案)」に対する意見の募集について/沖縄県 10月…

10月28日 エシカルサミット2022

アニマルライツセンターも参画している一般社団法人日本エシカル推進協議会は10月28日(金)にエシカルサミットを開催します。 午前中は動物や環境などへの指標でファッションブランドを評価するオーストラリアのアプリ「Good …

ドイツ、フランスに続いてイタリアもオスヒヨコの淘汰禁止へ

2022年8月、イタリア政府は、生後1日目のオスヒヨコを殺すことを2026年から禁止すると決定した。昨年末にドイツではオスヒヨコの殺処分は禁止されており、フランスは今年中に禁止になる。この2国に比べるとイタリアの禁止は遅…

農用動物を守る日に、渋谷・滋賀・岩手から動物の現状を訴える

2022年10月2日、世界農用動物を守る日 (World Day for Farmed Animals)にアニマルライツセンター岩手、滋賀と連携をし、全国三か所で一斉アクションを行いました。日中は渋谷と滋賀とオンラインで…

畜産動物たちの悲惨すぎる輸送

交通手段が便利になった今日、海外にも気軽に行けるようになっただけではなく、自宅から出ることすらなく海外の商品が手に入るとは、なんとも贅沢な時代である。通販サイトを見れば服や食べ物、その他こんなものまでと思うほどいろんなも…

9月街頭アクション報告

アニマルライツセンターでは東京、岩手、滋賀で街頭アクションを行なっています。一緒に活動するボランティアさんを随時募集しています! 1番下に、10月の予定と連絡先を載せています。 ARC本部 渋谷アクション 9月5日(月)…

アニマルライツチャンネルvol33[屠殺を議論する]

拷問されて殺されるのと、一瞬で殺されるの、どちらかしかなければあなたはどちらを選ぶ? 日本は前者を選んでいます。 屠殺のアニマルウェルフェアなんて論じたくないのだという日本人は本当に多く、畜産業に携わっている人も同様に拒…

ハニーズ、ミキハウス、Unthology、ダイソー、STOF、ベッドサイドドラマはファーウールフリー!

キツネやタヌキなどの野生種の動物の毛の部分だけを利用するファーウールは、ここ2年ほどで一部の日本のブランドでの使用が広まってしまっていますが、そうでない企業も多数あります。 新たにファーウールフリーを表明してくれた下記の…

Good news!!! STOF、 bedsidedrama、ZECHIA、メーカーズシャツ鎌倉ファーフリー!

Unthology、STOF、 bedsidedramaなどのブランドを持つ株式会社階段社、ZECHIA(ゼチア)のパラレルアース株式会社、メーカーズシャツ鎌倉株式会社が新たにファーフリー企業に加わりました! すべての企…

世界の98の動物保護団体と専門家が日本のイカ養殖に懸念:声明を発表

2022年8月、日本で初めて商業化の可能性のあるイカ養殖システムが開発されたとの発表がありました*¹。これに対し、世界の98の動物保護団体と専門家が日本のイカ養殖対し共同声明を発表しました。 声明の内容 英文の声明:ht…

ラトビア、2028年に毛皮農場禁止

2022年9月22日、ラトビア議会(通称:サーイマ)は、最終的かつ決定的な投票により、ラトビアにおける毛皮動物の飼育の完全禁止を支持し、2028年に発効することを決定しました。この10年間、動物権利団体「Dzīvniek…

Plant Forward 2022 吉川ひなのさん・小野りりあんさんからのメッセージ

アニマルライツセンターも日本の代表として参加している動物保護・環境保護団体のネットワーク”Compassion Choices Network”主催のプラントベースのオンラインイベント『Plant…

飼育密度が異常、日本の採卵養鶏場

動物愛護管理法には「飼養密度が著しく適正を欠いた状態で愛護動物を飼養し若しくは保管することにより衰弱させること」が罰則として規定されている。しかし、この規定は機能しておらず、異常な過密飼育が日本では横行している。肉用鶏の…

2022年夏 増えた平飼い卵の需要と供給

コロナ禍に一般消費者の間で平飼い卵の需要が伸びています。どこへも出かけられないからせめて家で少し良いものを食べたい。あるいは免疫力をつけるために体によいものを取り入れたいという消費者の心理が影響していることが、他の商品の…

動物に法人格を与えるべきか

日本女子大学家政学部 細川幸一教授 ペットを家族同然に思う人が増えている。コンパニオンアニマルという言葉もよく聞かれるようになっている。一方で、ペットに対する虐待や遺棄、ペット産業での粗雑な扱いなどがニュースとなることも…

ケージフリー世界キャンペーンのアジア初ターゲットは日本企業

[ キャンペーンはトリドールホールディングスをアニマルウェルフェアのスタート地点に立たせたところで終了 ] 世界の鶏はケージから解放され、日本の鶏はケージのままが示す意味とは 2022年9月3日、丸亀製麺などの飲食チェー…

「美味しさの一歩先へ」を掲げたケージフリーラーメン

大阪にあるラーメン店中華そば 無限がケージフリー宣言をしました! ミシュランガイドにも連続掲載されているこのお店、使用されている卵は、株式会社WABISUKEの平飼い卵です。 この養鶏場は、一般的な大規模ケージ飼養ではな…

アニマルライツチャンネルVol32[SDGsとアニマルウェルフェア]

持続可能な社会の実現にむけ2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、企業の持続可能性においても重要であるという認識から、最近では多くの企業が取り組みを進めています。 畜産動物のアニマルウェルフェアの取…