2016年10月23日(日)第二弾のキャンペーンを行いました。 20数名とともに、水族館の狭いプールにイルカを閉じ込めることの残酷さを訴えました。 参加者が刷って持ってきてくれた手書きの漫画も配布させていただきました。 2016年8月28(日)東京・渋谷駅ハチ公付近で、水族館問題の象徴とも言えるイルカの問題をメインに、海の生き物を水槽に監禁し、不自然なショーをさせる水族館に抗議の声を上げるアクションを行いました。渋谷で途中で雨が降ったりもしましたが、パネルを掲げ続けた参加者の姿に思いの強さを感じました。 野生の生き物を捕獲し、展示に利用する上に芸を仕込んでショーをさせる。 考えればおかしなことなのです。 水族館の飼育員や担当者は、イルカやアザラシのショーは 「運動不足解消のため。退屈させないため。ショーは動物のためにもなる。」 などと判を押したように必ず言います。 しかしそのような環境に動物を入れたのは人間の方です。アザラシなどは「釣り針に絡まっていた個体を保護した。漁師に邪魔者扱いされているのを保護した。」という水族館の言い分ですが、保護した動物に擬人化した受け狙いの芸を仕込むのはやはりおかしな感じがします。 せっかく保護したのなら、運動不足や退屈をしない環境を整えるのが先決ではないでしょうか。 さらには、野生での彼らの生息地を保護し、野生に返すのが最優先のはずです。イルカの繁殖に力を入れるという水族館の動きもあります。 しかし、日本でのイルカの繁殖の成功率はたったの10パーセントと非常に低く、母子が生命の危険にさらされます。 子どもを失った母親のイルカは何日も嘆き悲しみ続けるのです。 また、水族館生まれのイルカは神経質な面があるのだそうです。 繁殖だから良いということは決してなく、大海を知らないまま一生を送るイルカを増やすべきではありません。ご参加いただいたみなさま。 応援してくださったみなさま。 どうぞ風邪などひかぬよう、お気をつけください。 ありがとうございました。野生の生き物は野生のままに。 イルカは野生のままに。(報告:Mibu Akiko)この日のその他の写真https://www.flickr.com/photos/animalrightscenter/albums/72157673068687065クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous ArticleFAO:持続可能な農業開発の提案に動物福祉 Next Article日本ハム「拘束飼育の撤廃を」キャンペーン 2016/10/23