Animal Rights Center
1743 Articles5 Comments

鶏肉という暴力

保護鶏の大ちゃんと福ちゃんは肉用に飼育されていた鶏”ブロイラー”だった。彼女たちはふたりとも心疾患で死んだ。この原因はブロイラーに対して行われてきた過激な品種改変(一般的に言う品種改良)がある。 ブロイラーの成長率は、1…

メキシコのイダルゴ州、畜産動物福祉の法律を導入

イダルゴ州はメキシコの31州のうちの一つであり、約4300万頭の動物が飼養されている。その多くは鶏だ。 2021年12月以来、国際動物保護団体である Animal Equality のメキシコ支部は、イダルゴ州議会に対し…

国際アニマルウェルフェア認証、養殖の飼料に昆虫の使用を禁ずる

Global Animal Partnership とは、世界でも主要なアニマルウェルフェアの認証機関だ。2008年にアメリカで創立して以来、牛・豚・鶏などの畜産動物に関する認証基準を設けてきた。 その Global A…

農林水産省が作った飼養管理指針、パブコメ。意見を送ってレベルをあげよう

農林水産省が2022年6月21日23時59分まで、アニマルウェルフェアについての飼養管理指針案の意見を募集しています。日頃から動物たちのことを気にかけてくださる皆様にお願いです。市民がアニマルウェルフェアを上げることを望…

ベジタリアン・ヴィーガンに適した加工食品の日本農林規格についての意見募集

農林水産省は現在、「ベジタリアン又はヴィーガンに適した加工食品の日本農林規格案」について、6月10日まで意見を募集している。 この新たな規格は、日本農林規格等に関する法律の第3条第1項に基づき今回制定されることになり、日…

アニマルライツチャンネルVol29大ちゃん追悼企画[鶏肉という暴力]

2022年5月14日夜、保護鶏の大ちゃんが亡くなりました。2022年6月9日のアニマルライツチャンネルは、大ちゃんの追悼企画として、彼女を苦しめた鶏肉、ブロイラーを特集します。ゲストは大ちゃんを里親に迎えて最後までそばで…

Good news! ブルガリア、ミンクの飼育と輸入を禁止!

2022年6月2日、ブルガリアの環境大臣Borislav Sandovはアメリカミンクの飼育と輸入の禁止を発表した。固有の生態系を保護するという理由で導入された。この禁止によりブルガリアで最後に残っていた毛皮農場が閉鎖さ…

山形の温泉旅館、山形座 瀧波はケージフリー!

山形県の温泉旅館、山形座 瀧波が2022年5月、ケージフリー宣言をしてくださいました。 こちらの旅館で使用されている卵はすべて平飼い卵で、ソース類やアイスクリームも自家製のため、それらにも平飼い卵が使用されています。 以…

鶏卵汚職事件、アキタ氏も吉川元大臣も有罪、でもまだ問題は続く

鶏卵大手のアキタフーズ元代表が吉川元農林水産大臣に賄賂を渡し、アニマルウェルフェアを下げるように依頼した事件の判決が両名とも確定した。もちろん両名ともに有罪となった。事件の概要などの関連する記事はこちらから。 (判決の内…

ファームアニマルウェルフェア講座開講!受講受付開始:動物の未来イニシアチブ

アニマルライツセンターでは動物たちの未来をもっともっと良い方向に引っ張っていくためのプロジェクト”動物の未来イニシアチブ”の第1段として、ファームアニマルウェルフェア講座を開講します。 この講座では、経済、消費問題の専門…

英国の法律、すべての脊椎動物および頭足類・甲殻類の知覚力を認識する

2022年4月28日、英国でアニマルウェルフェア(感覚・感情)法 2022が制定した。(英語では Animal Welfare (Sentience) Act 2022 であり、「Sentience」とは感覚や感情を感じ…

食の本質を伝える食品店、FOOD STORY こころびはケージフリー!

千葉市の食品店、FOOD STORY こころびが2022年5月、ケージフリー宣言をしてくださいました。 こちらはなんと30年前から無添加を大事にしていて、自然なものをセレクトしている食品ショップです。 現在お店で扱ってい…

アリゾナ州、ケージ飼育による卵の生産と販売を2025年までに禁止

2022年4月、ネバダ州に続きアリゾナ州でも州内で販売される卵・卵製品は、卵がどこで生産されたかに関係なく、ケージのない施設からのものであることを求める法律が可決された。ここの「卵製品」とは液卵や粉卵などのことだ。(今回…

動物福祉ベンチマークBBFAW 日本企業のアニマルウェルフェア評価は?

BBFAW(ビジネス ベンチマーク オン ファーム アニマルウェルフェア)は、畜産動物の福祉を向上させることを目的としたベンチマークだ。 BBFAWの「動物福祉に関する国際投資宣言」には、2022年4月の時点で、410兆…

西日本の養豚場で起きた餓死事件、検察に起訴を求める

2019年、ある養豚場の全ての豚が飢えで苦しみ、子豚が無計画に繁殖し、大人の豚に踏み潰された、いわゆる養豚場の飼育崩壊が起こりました。アニマルライツセンターはこの事業者を告発、しかし検察は2022年1月31日に起訴猶予処…

動物を殺す目的での自衛隊派遣に勧告

2022年4月22日、総務大臣は農林水産大臣に対して、”自衛隊の災害派遣に関する実態調査”にもとづき、豚熱(豚コレラ)や鳥インフルエンザで動物を殺す際に自衛隊を派遣することにたいして是正勧告を出した。 あまりにも頻発する…

企業のアニマルウェルフェア調達基準、着々

国内企業のアニマルウェルフェアの進捗は世界と比べると大きく遅れている。これはアニマルライツセンターも参画して評価を行っている企業のエシカル通信簿でも、海外投資家向けの評価機関が行う評価でも明確になっている。しかし、国内で…

環境省の定義:動物を闘わせることは違法

闘鶏は違法です。 二羽のオスの軍鶏を囲いの中に入れた時点で、違法になりえます。 2022年4月28日、参議院環境委員会で寺田静議員が闘鶏の違法性について質問に立ちました。 先般の改正によって罰則規定が厳格化されたものの一…

アニマルライツチャンネルVol28 JAVA PEACE ARCが語る[私達が見てきた動物虐待]

2022年5月12日のアニマルライツチャンネルは、動物実験の廃止を求める会(JAVA)の和崎聖子事務局長、PEACE生命の搾取ではなく尊厳をの東さちこ代表をお迎えし、私達3団体が見てきた動物たちのストーリーをそれぞれ紹介…