新潟県村上市にある卵をメインに使用した料理やスイーツを提供するカフェ 海辺のテーブルエッグがケージフリーに賛同してくださいました。2023年5月にオープンした海辺のテーブルエッグは、株式会社オークリッチという放し飼い卵を生産する企業が運営をしています。(株)オークリッチの養鶏の様子(HPより)お店で提供されるメニューは、オークリッチの放し飼い卵のみを使用しています。株式会社オークリッチの代表、富樫様は良い卵は健康な親鳥からしか産まれないという考えのもと、自身が納得できる卵を創るために放し飼いの養鶏を選択したそうです。富樫様の鶏や放し飼い飼育に対する熱い想いがHP上にも記載されています。”放し飼いでの飼育や遺伝子組み換えでない穀物飼料の使用など、これまでの取り組みは全て鶏の持つチカラを引き出すためにやってきた。オークリッチの農場では自然の摂理に従い、主役は鶏であり人間はそれを手助けする脇役である。鶏は体が小さい動物なだけにストレスも受け易く、ダメージも大きい。鶏の健康管理には大変神経を使う。長い間いろいろな形態で養鶏を続け、経験し解ったことは、良い卵は健康な親鳥からしか産まれないという、ごく当たり前のことだった。放し飼いは経営面から見れば非常に効率が悪く大規模化できないけれど、長く安心して食べられる、そして何よりも自分が納得できる卵を創るためには放し飼いしかないと思った。”(HP上より抜粋)現状、日本の多くの採卵鶏が飼育されているケージ飼育は、富樫様の仰る通り、鶏本来のチカラを発揮することができず、鶏にとってストレスフルな環境であることが問題視されています。さらに動物福祉の問題は環境問題をはじめ、人権問題や私たち人間の健康にも深く関わりがあることから、世界ではケージ飼育が法律で禁止されたり、企業がケージ卵の使用をやめる決断をする流れが加速してきています。今後の社会の潮流として、株式会社オークリッチのような動物福祉に配慮した畜産が世界から求められ、評価される時代になってきていることを私たちは知っておく必要があるでしょう。▶︎200社以上!日本のケージフリー宣言企業一覧はこちら▶︎多くの市民が賛同!「バタリーケージの卵を食べたくない」キャンペーンはこちら▶︎SDGsの8つのゴールに貢献!アニマルウェルフェアとSDGsの深い繋がりについてはこちら▶︎世界の潮流に取り残されないために・・・アニマルウェルフェア・ケージフリーのお取り組みを始めたい企業様はこちらクリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article今年も開催決定!アジア7カ国の動物保護団体によるオンラインイベント『プラントフォワード2023』 Next Articleネズミとの穏やかな共存を考える 2023/09/06