2017年11月1日渋谷でヴィーガンアクション 2年前のアンケートを再び行ったところ、VEGANの認知度が上がってました! 2016年11月1日渋谷でヴィーガンアクション この日のそのほかの写真はこちら https://www.flickr.com/photos/animalrightscenter/albums/721576759911694052015年11月1日渋谷でヴィーガンアクション ヴィーガンアンケートも実施 ************************11/1は、世界ヴィーガンデーです。 みなさんヴィーガンって知ってますか? ヴィーガンとは、たとえば毛皮を着ない、ダウンの入った服を買わない、肉や卵を食べない、牛乳を飲まない、そんなふうに動物を利用した商品を買ったり着たり食べたりしない人のことをヴィーガンといいます。 私たちの周りでは、さまざまな場面で動物が利用されています。 毛皮、ダウン、アンゴラ、ウール、革製品、肉、卵、牛乳、魚、数え上げたらきりがないと思います。こういった動物性のものを使用しない、というのがヴィーガンです。毛皮は動物を殺さなければ作ることができないし、お肉や魚もそうです。 牛乳や卵は動物を殺していないから大丈夫と思っている人もいるかもしれませんが、実際には、牛乳のために、牛は繋がれたままで一生のほとんど時間を過ごしているし、卵のために鶏はとてもせまい檻の中に閉じ込められて苦しんでいます。 こういった動物の苦しみを無くすために、ヴィーガンになる人が増えたらいいなと私たちは思っています。ヴィーガンになると、動物の犠牲を減らせるだけではありません。 例えば地球温暖化が問題になっていますが、ヴィーガンになれば、温室効果ガスの削減にもつながります。畜産業から出される二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスは、地球上のあらゆる交通機関から出される温室効果ガスよりも多いといわれています。国連は、畜産業が地球環境の破壊の主要な原因の一つだといっています。お肉を食べるのをやめてヴィーガンになれば温室効果ガスを減らし、地球環境を守ることにもつながります。ヴィーガンになれば、わたしたちが毎日飲んでいる水を守ることにもつながります。 水不足の問題は深刻で、2025年までに世界中の2/3の人たちが水不足で困るようになるといわれていますが、この水不足にも畜産業が大きくかかわっています。牛や豚などの動物を飼育する畜産業では多くの水が使われており、牛肉1kgを作るのに必要な水の量はジャガイモの200倍だと言われています。肉ではなくて野菜や穀物を食べるヴィーガンになれば、動物の犠牲を減らせるだけではなく、水資源を守ることにもつながります。2014年の調査では、東京のヴィーガン率は3.5%という結果でした。 だいたい一クラスに一人ヴィーガンがいるという計算です。 今ここを歩いているみなさんのなかにもヴィーガンがいると思います。 私たちアニマルライツセンターは、もっとヴィーガンが増えて、動物にも環境にも優しい社会にしたいと願っています。ヴィーガンになるというのは、思ったほど難しいことではありません。 リアルファーやダウンの入った洋服を買うのをやめる、週に一日、お肉を食べるのをやめてみる、牛乳をやめてみる、卵を食べる量を減らしてみるなど、少しずつ、自分にできるところから、試してみてください。 海外では自治体ぐるみで、週に一日肉を食べないという運動が広がっています。週に一日ヴィーガンという人もいます。 ぜひみなさんも、ヴィーガンを試してみてください。クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます)Share This Previous Article持続可能な開発目標(SDGs)実施指針の骨子への意見を提出しました Next Articleバタリーケージの保護鶏たち-小春とさつき、里親さんのもとへ。 2016/11/01