日本のケージフリー飼育の鶏の割合は1.11%、ケージ飼育が98.89%(2023年調査結果)

日本には、ケージフリーで飼育される鶏の割合の公式なデータがない。つまり全体の数字はわかるがどんな飼育方法なのかを国は正確に把握していない。一方で、ヨーロッパ諸国や米国、韓国、オーストラリアやニュージーランドなどには公式な…

糸満ハーレー
糸満市の文化財としての再考を求める

糸満ハーレーは糸満市の指定文化財に指定されています。しかし、プログラムの中のアヒル取り競争には、毎回、動物への身体的な暴力、および、動物に対する極度の心理的抑圧が加えられます。 2017年に糸満市教育委員会に対して要望を…

敵を動物に例える非人間化はジェノサイドの予兆:動物への差別をなくそう

10月9日、イスラエル国防大臣が「We are fighting human animals(わたしたちは人間動物と戦っている)」と述べたと報じられた*1。 10月12日、イスラエル首相は「わたしたちは野生動物を見た。私…

9月のアクショングループ活動報告

ARC本部 9月1日に渋谷で街頭アクションを行い、総勢9名で畜産動物の現状がわかるパネル展示、スピーチ、チラシ配布をしました。チラシを約200人に渡し、関心をもってくれた方々とお話しすることができました。 「何の活動をし…

北海道白老マザーズ ケージフリー宣言

株式会社マザーズは北海道白老を中心に、自社所有の鶏舎で採卵した卵とスイーツとの販売をして人気があります。アニマルライツセンターは数年前から、北海道でアニマルウェルフェアに理解のある同社に、平飼い飼育への移行をお願いしてき…

老舗百貨店 アニマルウェルフェアな取り組み

高島屋ファームは老舗百貨店の信頼の上に、農業と食品の先進性を取り入れた直営自然食品売り場です。このたびバイヤー様とアニマルライツセンターとの対話の機会を持ち、殻付き卵は平飼い使用であることを確認しました。老舗百貨店バイヤ…

これが必要!動物愛護法改正の重要ポイント解説

2025年を目指して動物愛護法改正が議論されています。 アニマルライツセンターは、動物実験の廃止を求める会とPEACE命の搾取ではなく尊厳をとともに、改正案をまとめました。 2019年改正で求めたことから、特に畜産(産業…

アニマルライツチャンネルVol45[動物愛護法勉強会]

次の動物愛護法は、2025年改正を目指し、議論が始まりました。でもちょっと待って、動物愛護法について、皆さんちゃんと知っていますか?犬や猫については知っているかもしれません、報道もされるし、運用もある程度されています。で…

リトアニアが毛皮農場禁止!

2018年に公開されたリトアニアの毛皮農場の告発映像は衝撃的だった。ミンクたちが共食いをしているさまがまざまざと映し出されており、徐々に内臓を食われていくミンクの苦しみが痛いほど伝わってきた。 2023年9月27日、リト…

10月21日【アニマルウェルフェアが実現した未来を考える】無料セミナー

渋谷で畜産動物たちのための無料講座を10月21日に開催します! 工場畜産が終わったとき、動物は、人は、社会は、どのように変わっているのか。 そして、工場畜産が終わらなかったとき、動物は、人は、社会は、どうなっているのか。…

ファームアニマルウェルフェア講座第3期受講受付開始!

動物の未来イニシアチブは、人と地球と動物の未来をより良い方向に変えるために、動物たちの課題と関連する知識と解決策を共有するためのプロジェクトです。2022年に開始し、今回で3回目となるファームアニマルウェルフェア講座を企…

レポート:ESG投資とアニマルウェルフェア

投資や融資において、アニマルウェルフェアは徐々に重視される社会になってきた。アニマルウェルフェアへの取り組みがあるかないかが、企業の長期的な価値を左右するからだろう。 アニマルライツセンターでは、2022年から2023年…

8月のアクショングループ活動報告

ARC本部 8月11日、渋谷で街頭アクションを行いました。総勢12名の方に参加していただき、パネルの展示、チラシの配布、スピーチを行いながら、通行人に畜産動物の悲惨な現状を知らせることができました。 今回は久しぶりにお母…

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ブラジル:炭素排出制限の新規制から農業分野を抜かす見込みか

2022年末、ボルソナロ政権がようやく終わり、環境政策を大きく打ち出したルラ政権が誕生したブラジル。アニマルライツセンターではルラ政権が動物にとっても良いのか懐疑的であった。8ヶ月が過ぎ、その本質が少し見えてきたようだ。…

ネズミとの穏やかな共存を考える

2023年6月、フランスのパリがネズミとの共存の道を探りはじめたと報道された。どの国でも”害”のある動物だとみなされ、迫害を受けてきたと同時に、人間の知恵を上回る生存能力を披露してきたネズミたち。パリの市長は方針を転換し…

放し飼い卵を使ったメニューがウリのカフェ、海辺のテーブルエッグはケージフリー!

新潟県村上市にある卵をメインに使用した料理やスイーツを提供するカフェ 海辺のテーブルエッグがケージフリーに賛同してくださいました。 2023年5月にオープンした海辺のテーブルエッグは、株式会社オークリッチという放し飼い卵…

インドの20州、米国ニュージャージー州妊娠ストールを禁止

世界のアニマルウェルフェアはどんどん進んでいます。日本もちょっと進んでいますが、どんどん引き離されているようです。 インド インドでは、昨年から今年にかけて、マジャールカンド州、 アッサム州、 マディヤ・プラデーシュ州、…

残酷さを隠した”ファーウール”を使い続ける国内中堅アパレル企業、意見を届けよう

デパートや駅ビルで常に見つけるブランドが、動物に残酷な素材を使い続けています。毛皮にされるキツネやタヌキの毛の部分だけを使った、ラクーンウール(チャイニーズラクーンウール)やフォックスウールを編み込んだセーター、ニットが…