できるだけ苦しみの少ない魚の殺し方とは

コチラの記事で魚が私たちと同じように痛みを感じ、社会生活をおくっていること、にもかかわらず彼らが苦しみに満ちた扱いを受け続けていることを書きました。魚が窒息するのにかかる時間は、人が溺れるのにかかる時間よりもはるかに長…

魚の痛みと彼らの社会生活 魚利用の問題点

脊椎動物のうち60%が魚ですが、かれらの苦痛や権利に目を向けられることがめったにないというのが現状です。そのため、無機質な水槽に閉じ込められたり、瓶詰で販売されたり、漁船の甲板の上に叩きつけられて数時間かけて窒息死するな…

甲殻類(ロブスター/イセエビ/カニ等)をできるだけ苦しませずに殺す方法とは?茹で殺し、焼き殺し、上半身と下半身の分割は論外

コチラの記事で紹介したとおり、日本で一般的に行われている、生きたままで甲殻類を焼いたり、茹でたり、イセエビをいきなり頭と胴体部で真っ二つにする行為は、彼らに堪えがたい痛みと苦しみを与えている。 この苦しみを終わらせるため…

生きたまま焼かれ、沸騰した湯に投げ込まれ、半分にされて皿に盛られるエビやカニ。甲殻類の苦しみ。

生きたまま、意識のあるイセエビをいきなり頭と腹部で真っ二つにして、また動いている状態で皿に盛るという「料理」は日本で珍しくありません。イセエビやカニを、生きたまま沸騰した熱湯の中に放り込むという方法も、一般的です。私たち…

バーガーキング、世界的なケージフリーポリシーを発表

75のNPOが参加する国際連合の説得により、バーガーキングが卵を100%ケージフリーに切り替えることを約束した。 ケージの卵の問題点はこちらから バーガーキングも所有する世界最大級のレストラングループであるレストランブラ…

日本の母豚の一生-振り返ることもできない檻に収容され続ける

母豚の一生 子どもを産むために飼育される母豚は、生後8カ月程度で初めての種付け(人工授精か、オスとの交配)が行われます。 種付け後、メスの豚たちは1頭1頭が別々の檻(後述する「妊娠ストール」)へ入れられます。 このストー…

ブタの去勢 ほぼ100%に麻酔無しでの去勢-日本

日本のオス豚の94.6%が*1麻酔なしで去勢がおこなわれています。 去勢をするのは、肉の『雄臭』を防ぐためです。 雄の子豚は、生後1週間以内に、農家の人の手により外科的去勢(物理的に睾丸を除去)されます。 外科的去勢のや…

大江ノ郷自然牧場は”鶏の本来の姿を大切にする”ケージフリー

鳥取県八頭郡にある大江ノ郷自然牧場はアニマルライツセンターのケージフリー&エッグスマートキャンペーンに賛同してくださいました。施設内のレストラン・カフェ・スイーツなどお土産物に使用されている卵はすべてケージフリーです。牧…

農林水産大臣藤木眞也政務官にアニマルウェルフェアへの取り組みを要望

2020年6月19日、アニマルライツセンター、日本女子大学細川幸一教授、ぶぅふぅうぅ農園代表中島千里氏、動物環境福祉協会Eva事務局長松井久美子氏で、農林水産大臣藤木眞也政務官と面会し、放牧禁止撤回のお礼とともにアニマル…

創業107年目の決断 ケージフリー移行宣言「本物の菓子作りに妥協なし」和菓子水野屋

老舗和菓子店の決断 大正2年創業、宮崎県で3店舗の和菓子店を営む老舗和菓子店水野屋が、ケージフリー宣言をしました。100年以上愛され、受け継がれてきた水野屋の歴史に、アニマルウェルフェアの新しいページが始まったのです。 …

アニマルウェルフェアアワード

アニマルウェルフェアの広がりに貢献した企業 アニマルウェルフェアアワード(AWA)は、畜産動物、水産動物へのアニマルウェルフェア対応が世界から遅れていく日本において、動物たちのことを考え、アニマルウェルフェアへの取り組み…

ケージフリー?ORエッグスマート? あなたの会社はどちらを選択しますか。

ケージフリー、エッグスマート、あなたの会社に選択をしていただきたいと考え、キャンペーンを行っています。 下記からキャンペーンサイトをご確認ください。

ねずみをなぶり殺す「粘着シート」を配布する自治体、「粘着シート」の使用を提案する自治体

粘着シートタイプのネズミ捕りは、捕らえられた動物を長時間にわたり苦しめじわじわと殺す残酷な駆除方法のため、諸外国では禁止している国や企業もあります。使いやすい、処理が楽という人の都合だけを考え、動物へのないもの、それがこ…

HORIZON FARMS ケージフリー(達成)とベターチキン トリプルAW宣言へ

HORIZON FARMS(ホライズンファームズ)は2月にストールフリー、3月にケージフリーとベターチキンのアニマルウェルフェア宣言をしました。 開業以来、飼育方法のアニマルウェルフェアにこだわり食肉を仕入れてきたホライ…

動物福祉(アニマルウェルフェア)を考える議員連盟発足!

2020年2月19日、動物福祉(アニマルウェルフェア)を考える議員連盟が、立憲民主党生方議員を中心に超党派(与野党無所属含め)で設立されました。 動物愛護法で取り残されている動物福祉や畜産動物、実験動物に取り組むべきであ…

乳牛の跛行は「病気」ではなく「虐待」

乳牛にもっとも激しい苦痛を与える病気と言われているのが、跛行です。 跛行(はこう)とは足を痛め、ひきずって歩くことです。 跛行は、乳房炎、繁殖障害とともに乳牛の三大疾病の一つとされています。 酪農の大規模化と「品種改良」…

創業以来アニマルウエルフェアにこだわるHORIZON FARMS、ストールフリー宣言へ

アニマルウエルフェアだけを考えた結果、放牧にこだわるHORIZON FARMS(ホライゾンファームズ)は、いままでも、そしてこれからもお母さん豚を妊娠ストールに閉じ込めないストールフリー宣言をしました。HORIZON F…

豚を苦しめる「品種改良」

「家畜」と呼ばれる牛や鶏や豚には、人為的な「家畜改良」が行われています。 よく太り、一日でも早く出荷するために行われる「成長率の向上」。乳や卵なら「乳量」「産卵数」の増加 脂肪が交雑した霜降り肉などを作るための「肉質改良…

「品種改良」で苦しむ乳牛たち。乳量の増加と共に病気も増加

増え続ける乳量 今日、日本の乳牛が1頭あたり何キロの乳を出すか、ご存知でしょうか? 2018年の1頭あたり年間乳量は8,636kg(農林水産省牛乳乳製品統計調査参照) この数字が多いのか少ないのか、ピンとこない人もいると…

スーパーマーケット調査:アニマルウェルフェア版

平飼い卵を置くスーパーマーケットは51%に上昇 アニマルウェルフェア、日本でも広がる アニマルライツセンターでは、2019年8月1日~9月31日までの期間、全国24都道府県のボランティア77名の協力を得て、270店舗のア…