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2022年末、ボルソナロ政権がようやく終わり、環境政策を大きく打ち出したルラ政権が誕生したブラジル。アニマルライツセンターではルラ政権が動物にとっても良いのか懐疑的であった。8ヶ月が過ぎ、その本質が少し見えてきたようだ。…
2023年6月、フランスのパリがネズミとの共存の道を探りはじめたと報道された。どの国でも”害”のある動物だとみなされ、迫害を受けてきたと同時に、人間の知恵を上回る生存能力を披露してきたネズミたち。パリの市長は方針を転換し…
世界のアニマルウェルフェアはどんどん進んでいます。日本もちょっと進んでいますが、どんどん引き離されているようです。 インド インドでは、昨年から今年にかけて、マジャールカンド州、 アッサム州、 マディヤ・プラデーシュ州、…
デパートや駅ビルで常に見つけるブランドが、動物に残酷な素材を使い続けています。毛皮にされるキツネやタヌキの毛の部分だけを使った、ラクーンウール(チャイニーズラクーンウール)やフォックスウールを編み込んだセーター、ニットが…
国も地方自治体も野生動物を殺せ殺せと言い続け、暴力から遠ざかりたい国民に猟銃をもたせようと躍起です。 野生動物を”有害”だと考え、人間が自然を”管理”しようとずっと動物を殺し続けています。犠牲になるのは、鹿、イノシシ、サ…
バタリーケージから保護した鶏を終生お家で育てたい、そんな人が増えてきた。そんな人のための人道的な鶏飼育の心得。 まず、鶏を食べたり、卵のために飼育したい人、孵化させて増やす人は、鶏を飼育しないでほしい。最も苦しみの大きい…
暑い夏、牛も豚も数時間、ながければ十数時間かけて輸送されて、屠殺場に到着する。屠殺の前日に搬入されるケースも多い。だが、日本の牛の屠殺場の37.82%、豚の屠殺場の71.64%の係留所には、牛や豚のための飲水設備が設置さ…
日本社会はここ数年で変わってきたようです。畜産動物に対する暴力がはじめて起訴され、馬を苦しめるイベントが大きな批判の的となり、アヒルを苦しめるイベントが残酷なものとして認識され、魚の過密な展示方法への問題提起をメディアが…
家畜を殺すことに馴れていないという点は、鶏だけではなく、牛に対してにも同様の反応が見られます。 特に運搬や農耕に不可欠な牛や馬を食用にするという感覚はなかったようです。八丈島では牛を殺すという行為はその地域にも不幸を呼ぶ…
2023年5月に三重県多度大社で開催された上げ馬神事は、7月末現在も”伝統の中の動物虐待”として社会に問題提起をし続けています。 そのような中、7月27日、田村憲久元厚労大臣ご同席のもと、一見勝之三重県知事および三重県担…
北海道帯広食肉衛生検査所らが2010-2011年に実施した「と畜場の繋留所における家畜の飲用水設備の設置状況」調査によると、牛の屠畜場の50.4%で、豚の屠畜場86.4%で動物たちの係留される場所に飲水設備がありませんで…
2016年の企業のエシカル通信簿では加工食品企業5社を調査したが、その際の通信簿はオール1。アニマルウェルフェアの取り組みの痕跡を市民から見て見つけることがほぼできないという状況だった。2022年の調査では、企業のアニマ…
2023年4月25日、小宮山泰子議員の呼びかけのもと、岩屋毅議員など50名を数える国会議員からなる動物福祉(アニマルウェルフェア)を考える議員連盟(超党派)が3年ぶりに再始動した。立ち上げ総会の中で、岩屋毅議員を会長、会…
2023年6月10日前後にSNS上で拡散された、乳牛への虐待事件の容疑者である従業員が本日7月13日起訴された(松江地方検察庁 出雲区検察庁)。NPO法人アニマルライツセンターでは6月13日付で当該従業員を動物愛護管理法…
糸満ハーレー アヒル取り競争での動物虐待行為を告発 アニマルライツセンターでは。2023年6月21日に開催された糸満ハーレーで、過去の開催と同様にアヒルへの不適切な扱いを行った2名と、糸満ハーレー行事委員会委員長を刑事告…
現在、環境省内では犬猫以外の動物たちの動物取扱業における基準の改定作業が行われています。犬猫の基準は大きな話題だったけど、犬猫以外の動物たちは話題になりません。でも、犬猫以外の動物は、今、いえ、以前から、犬猫以上に悲惨な…
2023年6月、島根県にある大田原農場で乳牛へ暴行を加える動画がSNSで拡散され、県警による捜査が行われた。報道では暴行の内容について大まかな説明しかされていないが、相当回数、乳牛を執拗に痛めつけている。 動画1と動画2…
2013年にアニマルライツセンターは国内食肉大手5社:日本ハム、プリマハム、伊藤ハム、スターゼン、丸大食品に対し、妊娠ストールでの飼育を廃止してほしいという署名を行い、同年集まった署名を提出しました。あれから10年、5社…
2023年6月1日の農林水産委員会での参考人質疑のなかで、石垣のりこ議員の「霜降り牛はアニマルウェルフェア的に問題はないか?」という質問に対し、アニマルウェルフェアの専門家として招かれていた新村参考人が「適切に飼育されて…
千葉県館山市にある城山公園に取り残されているニホンザル、昨年から改善が始まって、さらに改善が進んでいます。 元々の飼育がより劣悪だった母猿のランちゃんは2022年に場所を移され、これまでなかった地面と、小屋、遊ぶ場、広め…