東京オリンピック、卵と肉のアニマルウェルフェアは低いままですか?

東京オリンピック・パラリンピックは1年の延期を経て、2021年7月から開催される見通しのようだ。コロナ禍真っ只中に開催されるのだから、より健康には気を使っておかなくてはならない。消毒をすればいいというものでもなく、やはり…

英国、画期的なアニマルウェルフェア計画を発表

5月12日、女王エリザベス2世が英国の新たな動物福祉のアクション計画*を発表した。 これにより動物は知覚力のある生き物だと法的に認められ、伴侶動物・畜産動物・野生動物の福祉を守る様々な対策が展開される。(政府は甲殻類や頭…

2021年 畜産動物に関する認知度調査アンケート

アニマルライツセンターは2016年から毎年一回、畜産動物の飼育実態がどれほど認知されているのか、民間会社を利用して調査を行っています。 2021年度も調査を実施しましたので、結果を報告します。 質問は次の10項目です。 …

明治大学 福田邦夫名誉教授「お母さん豚を閉じ込めないで!」賛同メッセージ

お母さん豚を閉じ込めないで!キャンペーンに明治大学 福田邦夫名誉教授から賛同メッセージをいただきました。 豚肉は想像を絶するような残酷な方法=『妊娠ストール』で「生産」されている。わたしは『妊娠ストール』の使用に強く反対…

長崎の食堂「お山の地球屋」がストールフリー宣言

お山の地球屋は母豚を妊娠ストールに閉じ込めない、ストールフリーの豚肉を使用する食堂です。 日本の88.6%の養豚場で採用されている妊娠ストールとは、子取り用に飼育される母豚たちを、ストールという拘束施設に収容する飼育様式…

千葉市議会 亀井 たくま議員「お母さん豚を閉じ込めないで!」賛同メッセージ

お母さん豚を閉じ込めないで!キャンペーンに千葉市議会の亀井たくま議員から賛同メッセージをいただきました。  こどもの時より、動物が好きで、不幸な目に遭っている野良犬や野良猫たちの存在にずっと心を痛めてきました。議員になっ…

ケージとストール廃止を求め農水委員会で質問「大臣、このままで畜産農業大丈夫でしょうか」

2020年11月11日、衆議院農林水産委員会で、串田誠一議員(神奈川)が採卵鶏のバタリーケージ飼育と豚のストール飼育について世界に合わせていくべきであること、また競走馬の引退後の扱い、犬肉の撤廃について質問しました。 冒…

日本の母豚の一生-振り返ることもできない檻に収容され続ける

母豚の一生 子どもを産むために飼育される母豚は、生後8カ月程度で初めての種付け(人工授精か、オスとの交配)が行われます。 種付け後、メスの豚たちは1頭1頭が別々の檻(後述する「妊娠ストール」)へ入れられます。 このストー…

炎天下で苦しんだミニブタ、家畜伝染病予防法のおかげで改善

8月、住宅街の中、炎天下の中、道路の脇の住宅の駐車場のような場所でミニブタが小さな檻で動くこともできずに飼育されているという相談がありました。 込み入った住宅街の中、まるで妊娠ストール状態で身動きの取れない大きさのケージ…

世界食肉加工トップ10のアニマルウェルフェア 情報開示状況

コチラで世界の食肉加工売上高トップ10のアニマルウェルフェアの情報開示状況についてお知らせしていましたが、情報更新したものを、掲載します。 近年、世界の畜産企業は、その社会的責任の観点から、動物福祉についての情報開示をす…

第10回ベルリン農業大臣会合声明「OIEの動物福祉戦略をサポートする」「動物福祉を改善」

2018年1月20日にベルリンで開催された農業大臣会合には、69の国と6の国際機関が出席。日本からも農林水産審議官が出席しています。 会合では、「畜産の未来形成」のテーマの下、食料安全保障、生計、動物衛生及び動物福祉、資…

2020年「強い農業・担い手づくり総合支援交付金」の交付基準 アニマルウェルフェアはほんのわずか追加

国の実施する畜産業界への支援制度には様々なものがありますが、そのうちの一つに強い農業・担い手づくり総合支援交付金というものがあります。 以前別の記事でお知らせしましたが、2018年からは、この交付金を使って産地食肉センタ…

杉本彩さん「まずは知ること、そして行動を変えること」

女優、作家、ダンサー、実業家、そして公益財団法人 動物環境・福祉協会Evaの理事長でもある杉本彩さんから、お母さん豚を閉じ込めないで!キャンペーンに賛同メッセージをいただきました。 アメリカのある人気ドラマのワンシーンに…

船橋市議会 齊藤 和夫議員「まずは関心を持つことから始めましょう」

お母さん豚を閉じ込めないで!キャンペーンサイトに船橋市市議会の齊藤和夫議員から賛同メッセージをいただきました。 私は、動物の殺処分をなくし人と動物が共生できる社会を実現したいとの思いから、2016年の船橋市議会議員選挙に…

JGAP改訂 意見募集中-アニマルウェルフェアの強化を求めよう!

JGAP基準書(家畜・畜産物)が2017に発表されてから約3年がたちました。日本GAP協会はこの基準書の改訂にあたって現在意見を募集しています。 *GAP協会より転載(ASIAGAPには畜産は含まれません。畜産動物に関わ…

2020年「食料・農業・農村基本計画」決定

5年ごとに改正される「食料・農業・農村基本計画」が2019年9月6日~2020年2月末にかけて行われたパブリックコメント(国民からの意見募集)をへて、2020年3月31日に決定しました。 集まったパブリックコメントは総計…

2020年 畜産動物に関する認知度調査アンケート 認知度、依然として低く

アニマルライツセンターは2016年から毎年一回、畜産動物の飼育実態がどれほど認知されているのか、民間会社を利用して調査を行っています。 2020年度も調査を実施しましたので、結果を報告します。 質問は次の10項目です。 …

創業以来アニマルウエルフェアにこだわるHORIZON FARMS、ストールフリー宣言へ

アニマルウエルフェアだけを考えた結果、放牧にこだわるHORIZON FARMS(ホライゾンファームズ)は、いままでも、そしてこれからもお母さん豚を妊娠ストールに閉じ込めないストールフリー宣言をしました。HORIZON F…

「食料・農業・農村基本計画」5年に一回。国にご意見を!

食料・農業・農村基本計画は、食料・農業・農村基本法に基づき、食料・農業・農村に関し、政府が中長期的に取り組むべき 方針を定めたものであり、情勢変化等を踏まえ、概ね5年ごとに変更することとされています(農林水産省サイトより…

ESG投資/金融における「動物への配慮」

ESG投資 環境・社会・企業統治に配慮する企業を選んで投資するESG投資が拡がっています。ESG投資の中心的な流れをつくっているのが、国連がサポートし2006年に作られた責任投資原則(PRI)。この原則に2019年時点で…