抗生物質耐性菌、代替肉の台頭、動物福祉・・生き残りに必死な畜産業界

近年、畜産業界への風当たりが強まってきている。 昔のように、ごく少数の畜産動物を裏庭で飼い、ごくわずかの価格の高い畜産物を買って食べる、という形態ならそんなに問題はなかっただろう。だが今は違う。ごく一部の農場を除き、近代…

中国の畜産動物福祉の動向

法律・ガイドライン 法律 畜産法(2006年) 豚屠殺管理条例(2008年) 豚屠殺実施方法管理条例(2008年) 動物に適切な飼育環境を与えること。輸送は必要な空間、食べ物、水を与えなければならないこと、人道的な屠殺の…

中国の畜産動物福祉の動向

法律・ガイドライン 法律 畜産法(2006年) 豚屠殺管理条例(2008年) 豚屠殺実施方法管理条例(2008年) 動物に適切な飼育環境を与えること。輸送は必要な空間、食べ物、水を与えなければならないこと、人道的な屠殺の…

豚を苦しめる「品種改良」

「家畜」と呼ばれる牛や鶏や豚には、人為的な「家畜改良」が行われています。 よく太り、一日でも早く出荷するために行われる「成長率の向上」。乳や卵なら「乳量」「産卵数」の増加 脂肪が交雑した霜降り肉などを作るための「肉質改良…

海外のアニマルウェルフェア(動物福祉)関連ニュース

海外のアニマルウェルフェアに関する情報を掲載しています。随時更新されます。 2019年1月10日 2012年に成立したアイオワ州のag gag法(畜産場の内部潜入調査の禁止)。連邦裁判官が「違憲」との判断 動物の権利団体…

強い農業・担い手づくり総合支援交付金について要望

国の実施する畜産業界への支援制度には様々なものがありますが、そのうちの一つに強い農業・担い手づくり総合支援交付金というものがあります。 以前別の記事でお知らせしましたが、2018年からは、この交付金を使って産地食肉センタ…

プリマハム、新しい農場では母豚の拘束飼育を辞めていく見込みか?!

6月27日、食肉加工会社プリマハムとスターゼンで2019年度の株主総会が東京で開かれ、今年も会場前で株主さん達に豚の拘束飼育についてそれぞれの企業に質問して下さるように呼びかけました。 合計12人が妊娠ストールの廃止を求…

動物たちのために署名しよう
ひとりでも多くの署名が必要です アニマルライツセンターが主催している署名一覧です。 ぜひご署名、及び拡散のご協力をお願いします。 *下記の署名の多くはchange.orgを利用した署名です。change.orgの署名サイ…
日本の畜産業、短期的視点だけでいいのでしょうか?

2019年5月9日、参議院農林水産委員会での小川勝也議員(北海道)が行った東京オリンピックにおけるアニマルウェルフェアが守られないことに対する質問に対する、農林水産省の答弁は驚くべきものでした。 驚きの回答1 もしかして…

サブウェイと意見交換 アジアでもケージフリー!?

2019年4月26日、日本サブウェイ合同会社とアニマルウェルフェアの取り組みについて意見交換させていただきました。 サブウェイは2010年以降、ヨーロッパにおいてケージフリーの卵のみを使用しています。オーストラリアでも2…

活動の成果
近年の活動の成果 2022年度 活動の成果 毛皮輸入量は商品数で11.76%減少、毛皮付き製品は商品数で9.1%減少、動物の頭数では97,470頭分を削減した 8社からファーウールフリー、6社からファーフリーを獲得 スー…
なぜアニマルライツをかかげながら、動物福祉運動も行うのですか?

FAOやOECDなどのデータは、今後人口の増加と共に肉食の量も増えていくことを示しています。動物の畜産利用、動物からの搾取をすぐに無くすことは無理だろうと私たちは分析しています。 この先も当分の間は、何憶何兆もの動物が、…

2019年 畜産動物に関するアンケート 認知度横ばい

アニマルライツセンターは2016年から毎年一回、畜産動物の飼育実態がどれほど認知されているのか、民間会社を利用して調査を行っています。 2019年度も調査を実施しましたので、結果を報告します。 質問は次の10項目です。 …

あなたの街でチラシ配りやパネル展をやりませんか?
チラシを配ろう! まだまだ動物についての問題が世の中に浸透しておりません。 まずは世の中の人々が畜産や毛皮やフォアグラなどについてどういうことになっているのか知っていただくことが大切です。 広める手段としてチラシ配りやパ…
日本の魅力、発信するどころか逆効果では?東京五輪での畜産物調達問題

2019年3月13日、初鹿明博議員(東京都)が衆議院文部科学委員会で桜田義孝東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣に、東京大会の食材調達におけるアニマルウェルフェアについての質問を行いました。 大臣所信演説の中…

寄付をしたみんなの動物へのメッセージ
寄付をしたみんなの想い 微力ながら皆様の活動を応援させていただきます。人間も動物も命の価値は同じだと思います。苦しむ動物達が少しでも早くいなくなればと願っています。 今は、ほとんど野菜中心の生活ですが、どんな環境で育てら…
アニマルライツセンターの歴史
アニマルライツの種、撒き続けます アニマルライツセンター誕生まで アニマルライツセンターは今は亡き川口進によって設立されました。 もともと学生運動から、労働運動に移行し、屠殺場での労働者の権利運動などをしていた川口は動物…
それ以前の事業報告
より思いやりのある社会の実現を目指して 2021年度事業報告書 2021年4月1日~2022年3月31日まで 1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項 事業の成果 ホテル松本楼、ホテル仙景、内閣府など国内事業者を含め…
前期事業報告
前年度事業報告 2022年度事業報告書 2022年4月1日~2023年3月31日まで 1 事業の成果 及び 事業の実施に関する事項 事業の成果 毛皮輸入量は商品数で11.76%減少、毛皮付き製品は商品数で9.1%減少、動…
アニマルウェルフェア(動物福祉)―日本の取り組み:農林水産省からも取り組みが発信されています

(2018年12月20日更新) 日本には現在、畜産動物の飼育方法について、実行力のある法規制なく、諸外国が禁止しているバタリーケージや妊娠豚ストールが、一般的に使用されているという状況です。しかし、海外に後れをとってはい…